事務所名 | 分銅会計事務所 |
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所長名 | 代表税理士 分銅雅一 (登録番号第123843号) |
所在地 | 〒160-0022 |
電話番号 | 03-6380-1093 |
FAX番号 | 03-6380-1094 |
業務内容 | 自社株式と不動産の承継に関連する 1.相続税・譲渡所得税の税務申告 2.相続・事業承継対策の立案及び実行支援 3.個人及び法人の税務顧問 4.セミナー及び研修の講師 |
適格請求書発行事業者登録番号 |
<法人税等の申告(課税)事績の概要(令和5事務年度)について>
令和5年10月30日、国税庁のウェブサイトに、「令和5事務年度 法人税等の申告(課税)事績の概要(令和6年10月)」が公表されました。令和5事務年度というのは、具体的には令和5年7月1日から令和6年6月30日を指しています。
具体的に法人税の申告事績、源泉所得税等の課税事績、トピックスとe-Taxの利用状況等について紹介されています。これらのうち、法人税の申告事績とe-Taxの利用状況等の概要を紹介していきます。
(1)令和5年度における法人税の申告事績の概要
令和5年度(令和5年4月1日から令和6年3月31日までの事業年度)における法人税の申告件数は318万件で、その申告所得金額の総額は98兆2,781億円、申告税額の総額は13兆2,675億円となり、前年度に比べ、それぞれ13兆2,675億円(15.6%)、2兆4,825億円(16.7%)増加し、4年連続の増加となっています。
また、申告所得金額の総額は、過去最高となりました。
具体的な「法人税の申告件数等の状況」や「申告所得金額の推移」は下記のとおりです。
※国税庁参照URL
https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2024/hojin_shinkoku/pdf/hojin_shinkoku.pdf
(2)e-Taxの利用状況等について
令和5年度における法人税の申告のe-Tax 利用率は86.2%と、税務手続きのデジタル化が確実に進んでいます。
また、法人税の申告については、納税者や税理士の皆様の利便性向上と税務行政の効率化のため、添付書類(財務諸表や勘定科目内訳明細書等)を含めた e-Tax の利用(ALL e-Tax )を推進していますが、令和5年度における法人税申告の ALL e-Tax 率(※)は63.8%となりました。
なお、ALL e-Tax 率とは、法人税申告のうち、主要な別表に加え、財務諸表など添付すべきものとされている書類が e-Tax で送信された割合を言います。
(3)まとめ
令和6年1月から大きな改正として、電子帳簿保存法の完全施行が開始されています。会計や税務の業界においても、電子化(DX化)がかなりのスピードで加速しているため、実務においては、これらの情報をいち早くキャッチアップして、各種制度対応の準備を進めてください。